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第17回Award2025 (2025/10/19)開催

開催地 大阪北港スリット(ヤイタ、手すり面)
7:25〜12:00

全国から集まった
Award2025参加選手(21名)の皆さんです。

Award2025参加選手集合写真


参加選手21名(選考大会順・敬称略) ※名前の後の( )は出場回数初は初出場

森田 孝紀/フリー(初) 岩室 彰男/川崎新堤黒鯛倶楽部(初) 深澤 昌史/東京黒鯛神(初)  森 正志/軟釣会(2)
吉田 輝男/軟釣会(初) 勝倉 俊明/東京黒友会(初) 南 賢一/Bay Hustler(初)  栗田 雅臣/東京黒鯛神(3)
上遠野 美和/フリー(初) 甲斐 敏幸/横酔会(初) 野口 勉/フリー(初) 山崎 博/広島黒匠会(3)
稲部 伸次/落南会(初) 浜田 肇/神戸黒鯛人(3) 高橋 宏暢/BARA3界(2) 相蘇 宗征/BARA3界(初)
上村 京輝/スナイパー倶楽部(初) 小泉 雅敬/落潮会(2) 川内 進/福岡黒鯛神(2) 石田 幹雄/TEAM758(初)
古井 利幸/TEAMらいぱち(3)

参加選手の皆さんへ。お名前クラブ名、出場回数に誤りがありましたら、トップページのお問合せよりご連絡お願いします。


第17回Award
2025 Awardカップを手にするのは誰だ・・・
in北港夢洲スリット(ヤイタ、手すり面)


Awardには、商品も賞金もありません
この歴代の優勝者の名前を刻むトロフィーに
自分の名を刻むだけ
ただそれだけだ




技と魂で挑め。落とし込み日本一を決める、最終決戦が始まる

20251019日落とし込み釣りのクライマックスイベントAward2025が、
大阪北港スリット(たまや渡船)にて開催されました。

全国の選考大会にて選ばれた21名の選手が一堂に会したこの大会は、まさに落とし込み釣りの全国大会と
呼ぶにふさわしい雰囲気があります。

今回の大会エリア、北港夢洲は、今年の4月より開幕された大阪・関西万博の開催地として全国的に有名になった場所であります。
万博開催中の半年間、警備の関係で渡堤が禁止となっていたため、半年間誰も竿を出していない特殊な開催地となりました。


スリットの第
1コーナーからレーダー(通称手すり面)と、
レーダーから関門手前(通称ヤイタ面)までの2面が大会エリアです。

7時過ぎにレーダー付近に上がった選手たちは、全員驚きの声を上げていました。
スリットというスリットで、外から内へ、内から外へと泳ぐ、チヌの姿があったからです。
これは、数釣りになると誰もが思いました。

7時25分大会がスタートしましたが、予想とは裏腹にチヌのアタリがほとんどありません。
見えているに喰わないそんな状況でしたが、選手の先頭を切ってダッシュで手すり方面へ
向かう浜田選手には、誰も入っていないポイントで開始早々のアタリがあり
1枚目をゲットされていました。ほどなくして2枚目もゲット。30分ほどの間に2枚ゲットされたので、
何枚釣れるのかと期待に沸く中、この後が我慢の釣りとなりました。

2位の甲斐選手は、岐阜県からの参加です。甲斐さんの場合は、開始早々ではなく開始より1時間ほどしてから
40オーバーの1枚目が釣れ、その後2枚目を目指して落とし込むも中々アタリが出ないと苦労されていました。
2枚目はおそらく9時過ぎ頃だと思いますが、ほっとされている姿が印象的でした。
最後の最後まで、3枚目を目指して果敢にスリットを黙々と落とし込まれていました。

3位の山崎選手は、広島からの参加です。
開始30分ほどで今回唯一のトシ無し50.0cmを釣られていました。もう一枚40オーバーのチヌを釣り上げると
優勝の可能性も充分にある位置に付けられていましたが、その後残念ながら2枚目が出ませんでした。


すれ違う選手たちは、見えているのに釣れない状況に苦戦しているようで、
残念ながら釣果の出なかった選手もおられましたが、各選考大会で100名近くの参加者の中から
1名又は2名が、Awardに出場できる権利を獲得します。これはかなり凄いことだと思います。
Award
に参加できるだけで、とても栄誉あることだと思います。
私たち、Award実行委員会は、参加選手の皆さんに敬意を称したいと思います。

最後になりましたが、開催に当たり、受付の設営、安全への配慮、表彰会場の手配など諸々、
たまや渡船様には多大なご協力をいただきました事を感謝いたします。







Award2025結果表(敬称略)
順位 名前 総重量 釣果枚数(最大寸)
優勝 浜田 肇/神戸黒鯛人 2650g 3枚 42.2cm
2位 甲斐 敏幸/横酔会 1819g 2枚 41.2cm
3位 山崎 博/広島黒匠会 1663g 1枚 50.0cm
4位 古井 利幸/TEAMらいぱち 1226g 1枚 43.8cm
5位 小泉 雅敬/落潮会 1101g 1枚 41.5cm
6位 石田 幹雄/TEAM758 780g 1枚 36.0cm
7位 深澤 昌史/東京黒鯛神 577g 1枚 33.5cm
8位
9位
10位
30cm以上のチヌの総重量にて審査 釣果人数7名、釣果枚数10枚


Award2025の栄冠を手にしたのは浜田選手です!!
おめでとうございます。!!


早い段階で釣れた浜田選手の良型チヌです



浜田選手優勝コメント

3回目のアワード、今回はBAA武庫一大会からの出場でした。

北港スリットは大阪万博開催中は釣行不可、大会前は数日しか釣行できない中、
下見に行けた事は大きなアドバンテージになったと思います。
下見で良かった手摺面、魚がチラチラ見える柱前と柱間を目印仕掛のフジツボで攻め、
1キロ前後を2枚確保、スタートダッシュに成功しました。
その後、追加なく終了1時間前にヤイタ面に移動すると少し風が当たって手摺面よりは良い感じ。
ケーソン継目、1ヒロ半の止まりアタリで600g級をゲット!小型ですが今年1番嬉しいチヌとなりました。

北港スリットで再び釣りが出来た事に感謝です。
大会に携わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

浜田 肇




大会風景


大会を前に緊張気味の選手たち
第2位の甲斐選手の釣果
第3位の今回、唯一のトシ無しを釣られた山崎選手
地元大阪より参加、第4位の古井選手 徳島より参加、第5位の小泉選手 中京より参加、第6位の石田選手
関東から参加、第7位深澤選手 検寸係も大変です
福岡から毎年来られている丸田実行委員。今回はカメラ係 右の白い盛土の中が万博会場です
ボランティアスタッフの岩崎さん 福岡より参加のボランティアスタッフの内田さん 大会が終わり帰る選手たち
知らない人たちとのトークタイムも楽しみ お世話になりました。たまや渡船様


表彰式&懇親会

「第17回 チヌ落とし込みAward 表彰式」にご参加いただき、誠にありがとうございます。

まず初めに、見事受賞されました皆さま、誠におめでとうございます。
日頃より高い技術と情熱をもって“落とし込み”という奥深い釣りの世界に挑み、
その成果を本賞という形で示されたことに、心から敬意を表します。

そして、この大会のために全国各地からお集まりくださったすべての選手の皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。
遠方からのご参加や準備にかけられたご苦労も多かったことと存じますが、
皆さまの熱意と真摯な姿勢が大会を大いに盛り上げ、今年も素晴らしい交流と感動の輪が広がりました。
本大会は、まさに皆さま一人ひとりの努力と情熱によって成り立っております。
また、本Awardの開催に際し、ご支援・ご協賛を賜りました関係各位、ならびに運営にご尽力いただいた
スタッフ・ボランティアの皆さまにも、心より感謝申し上げます。

チヌという魚を通じて自然と向き合い、技を競い、仲間と絆を深める
その姿こそが、私たちがこの大会を続ける最大の原動力です。
本Awardが、これからも“落とし込み釣りの魅力と釣りを愛する心”を次世代へと伝える場であり続けることを願っております。

受賞者の皆さまのさらなるご活躍を祈念するとともに、来年もまた全国から多くの仲間が集い、
笑顔と感動に満ちた大会となることを期待しております。

表彰式は優勝者、参加選手を讃えるのはもちろんですが、
普段話が出来ない方々と話が出来るのも、楽しみの一つになっています。
本日はご参加・ご協力、誠にありがとうございました。


表彰式を前にして緊張する皆さん
いよいよ発表です



Award2025のチャンピオンは、浜田選手でした。
おめでとうございます。

歴代の優勝者の名が刻まれる優勝トロフィーを、受け取る浜田選手



今日の勝因を語る浜田選手
2位の甲斐選手は、岐阜県より参加です 3位の山崎選手は、広島からの参加です

1〜3位の皆さん

優勝者だけが手にすることができる記念の盾

4位の古井さん 5位の小泉さん 6位の石田さん
7位の深澤さん 広島より参加のボランティアスタッフの田原さん
今年より実行委員の斎藤さん(落南会) 中京の柴田実行委員、中京の現状を語る 山形から参加の高橋選手、東北を語る


倉田委員長より最後の挨拶。沖堤防釣り禁止が全国的に増えてきていますが、もう駄目だとあきらめずに、
沖堤防解放の火を消さないでください。いつか好転する日が来ると信じて頑張りましょう。というスピーチでした。


参加選手の皆さん、応援の皆さん、スタッフの皆さんどうもお疲れ様でした。
来年もまた全国から多くの仲間が集い、
笑顔と感動に満ちた大会となることを期待しております。
又、来年Award2026でお会いいたしましょう。