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第16回Award2024 (2024/10/20)の詳細

開催地 大阪北港スリット(ヤイタ面)
7:40〜11:00

全国から集まった
Award2024参加選手(22名)の皆さんです。

Award2024参加選手集合写真


参加選手22名(選考大会順・敬称略) ※名前の後の( )は出場回数初は初出場

加藤 大助/川崎新堤黒鯛倶楽部(2) 廣瀬 健夫/野島防波堤海津クラブ(初) 高橋 裕/川崎新堤黒鯛倶楽部(初)  栗田 雅臣/東京黒鯛神(2)
喜多 友哉/フリー(初) 吉田 健太/BARA3界(初) 清末 昌宏/東海鱗遊会(2) 清水 登/東海チヌクラブ(3)
名和 伸夫/フリー(初) 呉 吉信(ウージシン)/Team黒bay(初) 河本 崇宏/市立落とし込み学園(2) 唐内 美昌/極落きわものクラブ(2)
十田 泰彰/神戸黒鯛人(3) 竹田 敏雄/神戸黒鯛人(6) 豊原 雅広/フリー(6) 星山 輝一/Team黒bay(初)
西藤 和弘/BARA3界(2) 鈴木 將文/BARA3界(2) 村田 龍星/BARA3界(初) 小針 謙一/共栄丸黒楽歩(2)
市川 雅清/大阪1091クラブ(初) 岡田 誠/大阪1091クラブ(初)

参加選手の皆さんへ。お名前クラブ名、出場回数に誤りがありましたら、トップページのお問合せよりご連絡お願いします。




第16回Award
2024 Awardカップを手にするのは誰だ・・・
in北港舞洲スリット(ヤイタ面)




20241020日落とし込み釣りのクライマックスイベントAward2024が、
大阪北港スリット(たまや渡船)にて開催されました。

全国の選考大会にて選ばれた22名の選手が一堂に会したこの大会は、まさに落とし込み釣りの全国大会と
呼ぶにふさわしい雰囲気があります。そして今回は、台湾から参加の選手(呉 吉信(ウージシン)さん)もおられました。
この大会に参加する為だけに国境を越えられた素晴らしい方です。

今回の大会エリアは、北港舞洲スリットの第1コーナーからレーダー(通称手すり面)と、
レーダーから関門手前(通称ヤイタ面)までの2面の予定でしたが、
当日風が少し強めであり時間とともに強くなる可能性があるため、渡船屋さんの要請により、
大会エリアを風裏となるヤイタ面のみとし、大会終了時間も
1時間早く終了(12時終了を11時に変更)
することになりました。こればかりは、安全第一ですので致し方ありません。

ただ、ヤイタ面だけでも約1.1Kmありますので、22名では混雑することはないかと思います。

前日から吹いている北風のせいで、ヤイタ面もやや透けていましたが、チヌの魚影の濃い場所ですので、
期待と興奮を持ちながら各選手達は仕掛けを落とし込んでいきます。

チヌの魚影の濃い場所だけに、ちらほらとチヌの姿も見えていました。その魚影を見つけては一喜一憂する選手達でした。

大会は、開始直後を狙えと言われるとおり、開始直後より、ちらほらと竿が曲がりだしチヌが釣れ始めます。この風と水面の状況でも釣る選手と釣れない選手がいるのが、この釣りの面白いところです。そこには何らかの理由があると思います。

今回優勝の竹田選手は、Award参加6回という猛者で第4Award2009の優勝者でもあります。早い段階で、1枚釣られ1時間ほどのちに時合があったようでその時にもポンポンと2枚釣りましたと、簡単にコメントされていましたがポンポンと釣れるほどの状況ではないので、そこはやはり竹田選手だと感心するばかりでした。

2位の河本選手は、Award2018参加して今回2回目の出場です。9時までの段階で2枚釣られており2枚とも
サイズがまずまずあり、総重量で争われる大会ですのであと
1枚釣れると
優勝の可能性が高くかなり気合を入れて、落とし込んでおられました。その気迫には恐れ入りました。

3位の西藤選手は、BARA3界という山形県のチームに入っておられますが、
ご自身は横浜在住の方であります。
2位の河本選手と同じ2枚の釣果でしたがサイズがもう一つという事で3位になられました。

今回は、残念ながら釣果の出なかった選手もおられましたが、各選考大会で100名近くの参加者の中から
1名又は2名が、Awardに出場できる権利を獲得します。これはかなり凄いことだと思います。
Award
に参加できるだけで、とても栄誉あることだと思います。
私たち、Award実行委員会は、参加選手の皆さんに敬意を称したいと思います。

最後になりましたが、開催に当たり、受付の設営、安全への配慮、表彰会場の手配など諸々、
たまや渡船様には多大なご協力をいただきました事を感謝いたします。







Award2024結果表(敬称略)
順位 名前 総重量 釣果枚数(最大寸)
優勝 竹田 敏雄/神戸黒鯛人 4532g 4枚 48.0cm
2位 河本 崇宏/市立落とし込み学園 2929g 2枚 47.6cm
3位 西藤 和弘/BARA3界 1958g 2枚 42.8cm
4位 清末 昌宏/東海鱗遊会 1690g 1枚 46.2cm
5位 星山 輝一/Team黒bay 1314g 2枚 36.3cm
6位 十田 泰彰/神戸黒鯛人 1167g 1枚 43.0cm
7位 高橋 裕/川崎新堤黒鯛倶楽部 1015g 1枚 41.0cm
8位 豊原 雅広/フリー 975g 1枚 40.0cm
9位 名和 伸夫/フリー 614g 1枚 34.8cm
10位 加藤 大助/川崎新堤黒鯛倶楽部 469g 1枚 32.0cm
30cm以上のチヌの総重量にて審査 釣果人数10名、釣果枚数16枚


Award2024の栄冠を手にしたのは竹田選手です!!
おめでとうございます。!!


早い段階で釣れた竹田選手のチヌです



竹田選手優勝コメント

2024年 第21回BAA杯枚数の部でのエントリーです。

この大会(Award)は、過去に5回出場し1回タイトルを獲っている思い出深い大会です。
今回の大会に下見は3回程度入りましたが、どの日も状況は厳しい感じで有りましたが、
魚は毎回出ていたいので、透け潮でも食って来るタイミングがあると確信し、手返し早く探るように意識しました。

当日の探り方としては、目印とヘチのどちらを選択するかは、迷いましたが、目印を選択しました。
大会後に、なぜ目印を選択したのかの質問が多かったのですが、
理由としては下見段階で食いが渋く、餌のフジツボを触る感じで割らない個体も居る事から、
餌に触れば即掛け狙いです。
ヘチでリアクションで食わすなどの方法も有りますが、人数・エリアの広さから手返しで反応ある個体狙いの作戦を選択しました。

スタート直後から周りでは、竿が曲がり私にもアタリが有りましたが、ラインブレイクで出鼻をくじかれましたが、
どの大会でも前半は掛かり気味の私にはこのくらいの方が、冷静さを戻しテンポよく探れます(笑)
気を取り直しすぐに1枚目が釣れました。
2枚目、3枚目はジアイでのアタリで釣ることが出来たのが大きな勝因となったと思います。
4枚目は、大好きなポイントで狙い通り食わすことができました。
その後は、さらに追加と探りましたが、なかなか上手くいかず初歩的なミスでラインブレイクと少し反省が残りますが、
厳しい状況でありましたが、自分なりに愉しんで釣りが出来たと思います。

アワード実行委員、スタッフの皆様、大会に参加された皆さん、お世話になりありがとう御座いました。


竹田 敏雄





大会風景

倉田委員長よる大会説明を聞く選手達

緊張気味の選手たち 乗船です
さぁ、大会が始まります
検寸係 九州から来られた丸田さんと内田さん
北港舞洲スリットをホームとする鈴木選手
川崎より来られたフリーの喜多さん


2位の河本選手の落とし込む雄姿 
3位の西藤選手の釣果 横浜からの参加です

6位の十田選手 9位の名和選手
7位の高橋選手 10位の加藤選手
5位の星山選手
昨年、優勝の豊原選手今回は8位でした 台湾から参加の呉(ウー)選手 来年もお待ちしています
検寸係の吉田さん(右)と写真係の岩崎さん BARA3界さんのウェアめちゃくちゃ目立ってました
4位の清末選手
大会が終わり引き上げる選手たち 大会終了後感想を交わす選手の皆さん


表彰式&懇親会

今年のAwardは、東は山形から西は驚くことなかれ台湾までの22名の選手が集まりました。
表彰式&懇親会には、選手、スタッフ、応援の方含め40名以上の参加がありました。

Awardも、年を追うごとに遠方からの参加者が増えてきており、今年より遠方の参加者の交通費の一部を援助する、
Award交通費援助金システムを構築し、遠方の参加者に距離に応じて交通費を分配しました。
今年初めての導入でしたが、遠方からの参加者の皆様は大変喜んでおられました。
実行委員会としては、このシステムを導入して間違いではなかったと確信しました。

表彰式は優勝者、参加選手を讃えるのはもちろんですが、
普段話が出来ない方々と話が出来るのも、楽しみの一つになっています。


表彰式を前にして緊張する皆さん



Award2024の栄冠を手にしたのは、竹田選手でした。
おめでとうございます。

持ち回りの優勝トロフィーを、受け取る竹田選手



トロフィーと優勝者だけが受け取れる記念の盾 今日の状況を話す竹田選手

2位の河本選手、悔しいけどいつか優勝しますと・・・ 今日の思いを語られていました
3位の西藤(さいとう)選手、横浜からの参加で慣れない釣り場でしたがお見事です。

1〜3位の皆さん。やった感が満載です。


4位の清末さん 5位の星山さん 6位の十田さん
7位の高橋さん 昨年のチャンピオン豊原さんは、8位でした 9位の名和さん
10位の加藤さん Award2024の総評を語る倉田委員長 福島より来られた小針選手、小名浜沖堤防の状況を話されています
BARA3界さん、目立っていいです 東京黒研の長谷川委員、関東の状況を説明されていました
中京の野々部委員 広島から応援で来られたいた田原さん 大阪湾の釣り状況を話す岡田さん
九州の状況を熱心に話す丸田さん チヌの魚信を楽しむ会北陸支部、代表の椿下さん

台湾から参加の呉(ウー)さん。台湾在住の方です。この大会に出るためだけに
来日されました。台湾の落とし込み釣りの状況など熱心に話されていました。
右は通訳してくれた、黒Bayの鍾(ショウ)さん。 台湾加油!!


東北の実行委員手嶋さんの初運により、地震、豪雨災害に少しでも役立てばとの思いより
能登半島復興の義援金を全国の選考大会にて募りました。その義援金は、石川県より
来られていた椿下さんを通じて石川県に寄付いたしました。
寄付をいただきました皆様ありがとうございました。




参加選手の皆さん、応援の皆さん、スタッフの皆さんどうもお疲れ様でした。
又、来年Award2025でお会いいたしましょう。




落水検知ユニットを導入した安全に対する試み





Award実行委員会では、Award2023に引き続き、今回も、安全性向上のため、日清紡様のご協力を得て、落水検知ユニットとJM-Safety(無料アプリ)を導入し、沖波止(スリット)に渡る全ての人の安全を見守ね予定でしたが、思いのほか装着に時間がかかってしまい。9名の選手にしか装着出来ませんでした。

本来、このシステムにより、落水を見守ることと、大会終了後、沖波止(スリット)に誰も残っていない事も確認できます。
渡船札とこのシステムで、ダブルでの安全確認ができるのが大きなメリットなのですが、今後の反省点になってしまいました。ご協力頂きました日清紡様には、深く感謝しております。


渡船乗り場において確認していた、その時の画像です。
本来約30個の点が出るはずが、5つしか出ていません。9名がユニット装着しているのですが、設定ミスもあったようです。



今回ご協力いただきました、日清紡様に感謝いたします。

落水検知ユニットの詳しいことは、メーカーのホームページをご覧下さい。
https://www.jmarinesafety.jp/