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第14回Award2019 (2019/10/20)の詳細

開催地 大阪南港新波止
7:30〜12:00

Award2019参加選手(23名)の皆さんです。

Award2019参加選手集合写真


参加選手23名(選考大会順・敬称略) ※名前の後の( )は出場回数初は初出場

山崎 賢司/フリー(初) 酒井 保/フリーナイン(2) 権藤 左内/AMA波止フカセ研究会(初) 栗田 雅臣/フリー(初)
西藤 真紀子/東京黒鯛神(初) 酒井 慎吾/大阪1091倶楽部(初) 古井 利幸/チーム浜番長(初) 鍾 宥杰(ショウヨウジェ)/Team黒bay(2)
黒岩 敏彦/茅友会(初) 伊佐地 義明/TEAM758(2) 辛島 正行/神戸七防黒鯛人(初) 町田 晃利/TEAM758(初)
米澤 邦和/神戸七防黒鯛人(2) 越川 豊/東京黒友会(2) 関 隆生/AMA波止フカセ研究会(初) 井戸川 義栄/AMA波止フカセ研究会(2)
高橋 経法/黒師夢鯛(初) 上田 敬/AMA波止フカセ研究会(初) 山崎 博/黒匠会(初) 宗本 昇/TEAM758(初)
岡山 正/落茅奴者(初) 西藤 和弘/東京黒鯛神(初) 黒田 将/TEAM HONMOKU ANGLERS(初)

選手の皆さんへ。お名前クラブ名、出場回数に誤りがありましたら、トップページのお問合せよりメールにてご連絡お願いします。



第14回Award2019 Awardカップを手にするのは誰だ・・・



2019年10月20日落とし込み釣りのクライマックスイベントAward2019が、
大阪南港新波止(夢フィッシング)にて開催されました。

今年のAwardは、23名の選手が全国より集まりました。
ここ2〜3年は、複数回出場の選手が結構出ていましたが、今年は、初出場の方が多い大会となりました。

当日は、心配された前日の雨も上がり天候も良く気温も高く釣り日和となりました。
予定通り23名の参加者が早朝5時過ぎに集まり、
受付終了後、記念撮影を行い出船を今か今かと待ちわびていました。

予定が少しづれ7時前に船に乗り込み、7時30分に競技開始となりました。

今回の大会エリア大阪南港新波止は、長さ約1Kmほどあり直線の波止でなく真ん中あたりがくの字のように曲がっています。
沖向きは、スリットになり、内向きは大和川の河口になることから、通称川筋と呼ばれており、こちらは垂直面になります。

真ん中あたりに渡堤しており、開始の合図とともに、選手たちは北の赤灯方面と南の白灯方面に分かれて釣り始めます。
夏の盛期には、スリット面、川筋面ともに濁りが入っており、釣れる雰囲気がとてもあり、
特にスリットはチヌの魚影が濃いのですが、
10月も中旬になると、どちらもやや透け気味になっています。

選手たちの動きを見ると、透け気味のスリットより、多少濁りのある川筋から攻めている選手が多かったです。
大会開始直後は、釣れる確率が高いのですが、30分ほど経っても竿の曲がる選手がおらず、1時間経っても同じ状況です。
名手が集まるAwardだけに、今日の状況はかなり渋いことが分かります。


開始1時間30分ほど経過した9時10分頃に、ようやく米澤選手の竿が曲がります。
魚影がほとんど見えないので、スリットのマスの穴を攻めていたとのことで、その攻略が功を奏したようです。

同じ頃に、酒井慎吾選手にもアタリがあり、チヌを釣られましたが、わずかに規定の30cmに届かないサイズでしたので、
とても残念がられていました。
その、執念からなのか10分ほどのちに、スリットの柱の間で2枚目のチヌを釣り上げました。
この魚は規定のサイズを越えており、ほっとされていました。

この状況をみた選手たちは、やっと時合が来たのかと、仕掛けを落とす動作に気迫がみなぎるのがわかります。
ちらほらと、竿の曲がる選手を見かけましたが、針外れや、穴を狙っていたのかハリス切れをしたりで、
なかなか、チヌを取り込むまでには至りません。

すれ違う選手に話を聞くと、ほとんどアタリがありません。小さいアタリはあるのですが、針に乗りません。
と、かなり苦戦されていました。

今日の状況では、1枚大きいのを釣れば優勝のチャンスがありますので、誰一人あきらめる選手はおらず、
黙々とただひたすら無心に、仕掛けを落とす姿には感動するものがあります。

そして、遂に12時になり終了を告げる合図が鳴ります。
検寸するチヌを持ってくる選手が何名かいてると思いましたが、
先のお二人以外は釣果がなくAward2019の幕は閉じられました。

集計の結果、米澤選手のチヌが38.0cm、798g。酒井選手のチヌが30.6cm、472gということで、
米澤選手が、第14代Awardの栄冠を手にしました。


今回は、残念ながら釣果の出なかった選手もおられましたが、
各選考大会で100名近くの参加者の中から1名又は2名が、Awardに出場できる権利を獲得します。
これはかなり凄いことだと思います。
ですので、Awardに参加できるだけで、とても栄誉あることだと思います。
私たち、Award実行委員会は、全参加選手の健闘に敬意を称したいと思います。

最後になりましたが、開催に当たり、表彰会場の手配など諸々、夢フィッシング様には多大なご協力をいただきました。
有難うございました。





Award2019結果表(敬称略)
順位 名前 総重量 釣果枚数(最大寸)
優勝 米澤 邦和/神戸七防黒鯛人 798g 1枚 38.0cm
2位 酒井 慎吾/大阪1091倶楽部 472g 1枚 30.6cm
30cm以上のチヌの総重量にて審査 釣果人数2名、釣果枚数2枚


Award2019の栄冠は米澤選手の手に!!
激シブの中、釣りあげた貴重な1枚!!


優勝した米澤選手おめでとうございます。
これが、Award2019を制した38.0cmです。



米澤選手優勝コメント

今回はALL黒鯛神 大阪大会北港で枚数の部で準優勝で優勝の選手がアワォード権利を辞退された為、
繰り上げで出場権を頂きました。
今年のステージは大阪南港は新波止、前日の下見では赤灯方面のマスの中もかなりのチヌが確認でき
川筋面でも上層でヒラを打つ光景を視認出来き、どちらでも数枚のチヌを釣りましたが問題はどちらに絞るか?です。
迷いましたが当日は細い目印仕掛けと太いヘチを両方とも用意しました。
最悪スリットの穴に絞り丁寧に探る作戦です。
エサは前日の下見で名古屋から出場の町田さんに、上質なフジツボを分けて頂き、
釣りエサ屋で青コガネを購入しました。
緊張を抑えながら当日は人の少ない白灯方面の川筋面、
太いロープが沢山ぶら下がってる付近を丁寧にフジツボで探ります。
丁寧に探りますがアタリも魚影も無く1時間くらいが経過しました。
コレは前日と違うと思いヘチ竿に持ち替え、スリットを青コガネで探ってみる事にしました。
チャリコや木っ端グレの反応は有りますが中々、チヌのアタリは有りません。
でもやり続けスリットの端の横穴入ったところで9時ごろに待望のアタリ、
38センチほどのチヌですが手が震えました。
その時間に他の選手も釣っていました。一瞬の時合いだったようです
その後、ラスト1時間いい感じの北東寄りの風が吹き出し潮も上がって来たタイミングで、
目印仕掛けに戻し赤灯側の川筋を探ります。
二回程、明確なアタリが有りましたが仕留める事が出来ず終了です。
誰が優勝してもおかしくない状況で、運良く1枚のチヌで優勝出来る事が出来ました。
今回、夢フィッシングの船長色々配慮して頂きありがとうございました。

遠方から、ご参加された選手の皆様、応援の皆様
運営してくださった倉田さん、若園さんはじめアワォード実行委員スタッフの皆様、
心から感謝しております、お疲れさまでした。
ありがとうございました。


米澤 邦和






大会風景
倉田委員長よる大会説明を聞く選手達
大会要項を持つ柴田委員 やや緊張気味の選手たち 写真係の喜多さん
関東から参加の越川さんと黒田さん Award初のご夫婦で参加の、西藤(サイトウ)さん 2年連続出場のショウさん
関西の皆さん 中京の皆さん 九州の皆さん
辛島さん いよいよ出船だ
新波止に到着
さあ、大会の始まりだ
この一枚を釣るのにどれだけ・・・と。優勝された米澤さん

2位の酒井選手の釣果
小幡さんとお手伝いの大林さん
ペアルックですか?
福岡の上田さん。今年は、選手で参加です。
今回お世話になった、夢フィッシンさんのドリーム号
倉田実行委員長と撮影協力いただいた関さん
写真係
大会が終了し戻る選手たち


表彰式&懇親会

今年のAwardは、東は関東から西は福岡まで12の選考大会が開催され、参加選手23名になりました。
表彰式&懇親会には、選手、スタッフ、応援の方含め55名以上の参加がありました。

Awardも、年を追うごとに遠方からの参加者が増えてきております。
この表彰式は優勝者、参加選手を讃えるのはもちろんですが、
普段話が出来ない方々と話が出来るのも、楽しみの一つになっています。



Award2019優勝の米澤選手おめでとうございます
持ち回りの優勝トロフィーを受け取る米澤選手 緊張する米澤選手



2位の酒井選手

優勝の米澤選手、準優勝の酒井選手おめでとうございます!




まずは昼食です
今年の司会は、関西の長田委員 九州から参加の皆さん。なんと全員AMA波止フカセ研究会です。
広島から参加の山崎さん 関西から初出場した選手のみなさん
中京のみなさん 中京より参加の選手のみなさん
関東より参加の選手のみなさん 茅渟関西連合代表の市橋さん
関東の状況を熱心に話す越川さん 越川さんの話を聞いていない郡さん 九州の状況をはなしている上田さん
ご夫婦でAwardに参加された西藤さんに質問する長田さん 動画撮影にご協力いただいた関さん(左)と取材に来られた四元さん

最後は、長田さんの音頭で1本締め



参加選手の皆さん、応援の皆さん、スタッフの皆さんどうもお疲れ様でした。
又、来年Award2020でお会いいたしましょう。