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第13回Award2018 (2018/10/21)の詳細

開催地 大阪北港スリット(手すり、ヤイタ面)
7:00〜12:00

Award2018参加選手(25名)の皆さんです。

Award2018参加選手集合写真


参加選手25名(選考大会順・敬称略) ※名前の後の( )は出場回数初は初出場

河本 崇宏/神戸七防黒鯛人(初) 豊原 雅広/神戸七防黒鯛人(4) 鍾 宥杰(ショウヨウジェ)/Team黒bay(初) 加納 達也/チヌ迷人(6)
小原 忠幸/Black Diamond Club(初) 松田 純治/Black Diamond Club(初) 篠原 信一/フリー(初) 井戸川 義栄/AMA波止フカセ研究会(初)
斎藤 秀一 /落南会(3) 小寺 孝/極落きわものクラブ(初) 大升 龍哲/落南会(初) 嶋内 国男/Fishing Team Freeker(初)
西田 哲也/茅匠会(3) 馬場 啓輔 /茅匠会(2) 内田 毅/北九州くろだいびと(初) 池本 正樹/FT黒師夢鯛(2)
渡邉 竜一 /フリー(初) 山田 邦彦/Bay Hustler(3) 佐藤 晃三 /木更津B底倶楽部(初) 大附 英夫/づい友会(初)
鈴木 將文/チーム浜番長(初) 児嶋 博/茅匠会(3) 郡 雄太郎/東京黒友会(3) 澤井 憲治/フリー(初)
小針 謙一/共栄丸黒楽歩(初)



第13回Award2018 栄光を手にするのは誰だ・・・


2018年10月21日落とし込み釣りのクライマックスイベントAward2018が、
大阪北港スリット(たまや渡船)にて開催されました。

今年のAwardは、全国から25名の選手が全国より集まりました。

当日は、天気も良く気温も高くまさに秋の釣り日和となりました。予定通り25名の参加者が早朝5時過ぎに集まり、
受付終了後、記念撮影を行い釣りの仕掛けを準備し今から始まる大会に高揚しているのが伝わってきます。

6時半に船に乗り込み、7時に競技開始となりました。

今回の大会エリアは、初の全面スリットになります。第1コーナーからレーダー(通称手すり面)と、
レーダーから関門手前(通称ヤイタ面)までの2面になります。
広範囲ですので、直ぐに移動することが出来ないので、どのエリアを狙うかも重要になります。

レーダー付近に降りた選手たちは、開始の合図とともに、手すり面とヤイタ面へと分かれて行きます。
見た感じ手すり面に向かう選手の方が多いようでした。

大阪北港スリットはチヌの魚影が濃く盛期の落とし込みでは、二けた釣る人も珍しくありませんが、
ただ、10月も後半に入ると海の濁りがとれて透けだしてきます。
当日も、やや透けぎみでありました。

このためか、開始早々竿が曲がることなく時間が過ぎていきましたが、開始から1時間ほど経った8時頃になると、
あちらこちらで、釣れているという情報が入りだします。
キビレの数も多かったようで、釣っても釣ってもキビレばかりだと嘆く選手も多かったです。

大会中盤の9時過ぎには、篠原選手、斎藤選手が3枚釣り、続いて鍾選手が年無しを含む2枚という状況でした。
この大会は、総重量で決まりますので枚数が少なくても勝てるケースもありますので優勝の行方は分かりません。
ただ、この日は9時を過ぎてからは、アタリが少なくなったようで竿を曲がるところがあまり見られなくなります。

そんな中、10時半過ぎ東京より参加の郡選手が、年無しを含む2枚、同じく東京から参加の松田選手が、
そこそこの型を2枚、サイズは不明だが大枡選手も2枚、そして河本選手、豊原選手、井戸川選手、鈴木選手、馬場選手が1枚の釣果
という情報が入り、状況が混沌としてきます。
選手全員最後の追い上げという気迫で、誰一人休むことなく落とし込んで行きます。
特に、3枚を釣っている篠原選手と斎藤選手は、もう一枚を釣り優勝に王手をかけたいという気迫が全身よりみなぎっています。
そして、12時に終了を告げる合図がかかります。
優勝の行方は、3枚の篠原選手か斎藤選手か、それとも年無しを釣り上げた鍾選手か郡選手なのかと、
全員がわくわくしながら結果を待ちました。

集計の結果3枚ともサイズを揃えた篠原選手が、第13代Awardの栄冠を手に入れました。
斎藤選手は2位に、3位は後半追い上げた郡選手に決まりました。


今回は、残念ながら釣果の出なかった選手もおられましたが、
各選考大会で100名近くの参加者の中から1名又は2名が、Awardに出場できる権利を獲得します。これはかなり凄いことだと思います。
ですので、Awardに参加できるだけで、とても栄誉あることだと思います。
私たち、Award実行委員会は、全参加選手の健闘に敬意を称したいと思います。

最後になりましたが、開催に当たり、表彰会場の手配など諸々、たまや渡船様には多大なご協力をいただきました。有難うございました。





Award2018結果表(敬称略)
順位 名前 総重量 釣果枚数(最大寸)
優勝 篠原 信一/フリー 5617g 3枚 49.4cm
2位 斎藤 秀一/落南会 4315g 3枚 45.3cm
3位 郡 雄太郎/東京黒友会 3676g 2枚 50.3cm
4位 松田 純治/Black Diamond Club 2629g 2枚 43.7cm
5位 鍾 宥杰/Team黒bay 2570g 2枚 51.5cm
6位 大升 龍哲/落南会 1970g 2枚 40.0cm
7位 河本 崇宏/神戸七防黒鯛人 1917g 1枚 46.6cm
8位 豊原 雅広/神戸七防黒鯛人 1705g 1枚 45.5cm
9位 井戸川 義栄/AMA波止フカセ研究会 1544g 1枚 45.2cm
10位 鈴木 將文/チーム浜番長 1205g 1枚 43.6cm
11位 馬場 啓輔/茅匠会 522g 1枚 31.2cm
30cm以上のチヌの総重量にて審査 釣果人数11名、釣果枚数19枚


Award2018の栄冠は篠原選手の手に!!
2位の斎藤選手の追い上げがありましたが及ばず!!


優勝されました篠原選手おめでとうございます。
これが、Award2018を制した3枚のうちの最大魚49.4cmです。



篠原選手優勝コメント

6月17日、福岡博多湾で開催されたラブメイタで優勝し、Awardの出場権をいただきました。
北港は大好きなフィールドで、私の準ホームと言えるところで、毎週のように通っていました。
下見?は本戦前日に行きました。エサ取りと前週に折ったヘチ竿の替え穂先の感触調査が目的でしたが、
レーダーから矢板方面に釣り進むもほとんど当たりなく、穂先の感じも分からずじまいで下見を終えました。

当日は、手摺方面に行くか矢板に行くか非常に迷いましたが、たまたま渡船が矢板寄りに着いたので、
何気なく矢板方面に進むことにしました。
開始早々に足場の低いところでアタリを貰いましたが、針外れのバラシとイガイを割られるだけでした。
その後矢板まで行く間にキビレを1枚釣っただけで、ほとんどアタリがありませんでした。
先行していた人もレーダー方面に引き返すし、私の後ろには誰も居なくなりました。
また潮もだんだん低くなり、マス中の潮位が下がってくるにつれ、
私もレーダー方面の最初にアタリのあったところに帰ろうかとかなり悩みましたが、
矢板を過ぎていたのと、いつもこの面が好きで釣っている意地と、
検寸係の冷やかし(笑)で、関門まで行く決心をし進むことにしました。

最初の一枚は、8時を過ぎたころ、ヤグラの手前の柱裏で手元にコンと来るアタリ。
二枚目はヤグラを過ぎたところで柱裏のテーブルで回収時にゆっくり餌を見せて追わせたアタリ。
三枚目は釣り範囲一杯のマスの奥壁のテーブルで二枚目と同じく誘って食わせたアタリでした。
もう一枚10時過ぎに穴の下の入り口で掛けたのですが、
事前のラインチェックの時に分かっていたキズ付近からやり取り中にラインブレイク。
極めて基本的なことで貴重な一枚をバラシてしまい、未熟者の極みであります。
結果は、幸いにして私の魚のサイズがよく、同枚数の方が入らっしゃいましたが、
今大会が重さの勝負のため優勝することができました。

今まで全く関係ないと思っていたAward(なぜか前夜祭だけは出席していましたが…)。
初出場で凄腕選手ぞろいの中で「出る幕なし」と思っていたAward。
しかし出場してみて、来年もトロフィー返却でなく、選手として出たいと思う大会でした。
最後になりますが、大会実行委員の方々、たまやの関係の方々、大会に出場された凄腕選手の皆さん、
本当にお世話になりました。有難うございました。


篠原 信一 フリー




大会風景
倉田委員長よる大会説明を聞く選手達
やや緊張気味の選手たち
今回お世話になった、たまや渡船様
スタートのカウントダウンが始まる
検寸係り
2位の斎藤選手の釣果3枚釣りましたがサイズが・・・悔しいです。と言われていました。

2枚目をタモ入れする郡選手
3位の郡選手の釣果(50.3cm)
4位の松田選手の釣果
5位の鍾(ショウ)選手の釣果、今大会の最長寸でした。(51.5cm)
6位の大升選手の釣果 7位の河本選手の釣果
8位の豊原選手 9位の井戸川選手の釣果
10位の鈴木選手の釣果 11位の馬場選手の釣果
Award2010チャンピオンの西田選手、久しぶりの参加です
検寸係り
これがレーダーです


表彰式&懇親会

今年のAwardは、北は仙台から南は福岡まで14の選考大会が開催され、参加選手25名になりました。
表彰式&懇親会には、選手、スタッフ、応援の方含め50名以上の参加がありました。

Awardも、年を追うごとに遠方からの参加者が増えてきております。
この表彰式は優勝者、参加選手を讃えるのはもちろんですが、
普段話が出来ない方々と話が出来るのも、楽しみの一つになっています。



Award2018優勝の篠原選手おめでとうございます
持ち回りの優勝トロフィーを受け取る篠原選手 優勝者だけに贈られる記念の優勝盾



優勝者と同じく3枚釣れたのに、サイズが出なかったと悔やむ、2位の斎藤選手 50オーバーを取ったのでもう1枚欲しかったね。と3位の郡選手

1〜3位の皆さんの喜びのガッツポーズ。おめでとうございます!


関東から参加の松田選手は4位でした 早い時間に釣れたのでこれはいけるかと思いましたが・・・と5位の鍾選手 皆さんの気迫に圧倒されました。と6位の大升選手
初参加で釣果があっただけで満足です。と7位の河本選手 また来年来ます。と8位の豊原選手 Awardに参加できうれしいです。と福岡から参加の井戸川選手9位でした
チームの皆が応援に来てくれたのに残念です。と10位の鈴木選手 キビレに泣かされました。と11位の馬場選手


表彰会場に入る選手の皆さん まずは昼食です
九州から参加の内田選手
今年の司会は、中京の近藤委員 篠原選手の応援で来られた山形の丸藤(がんどう)さん
遠く福島県より参加の小針選手 Award2016チャンピオンで3回連続参加の山田選手
広島から参加の小寺選手
福岡からスタッフとしてお手伝いの丸田さん 今回は、写真係りの長田さん
鈴木選手の応援で来られたスナイパーさん 今回、動画撮影にご協力いただいた関さん。ありがとうございます。
歴代の優勝者の名前が刻まれています

最後は、2018チャンピオン篠原選手の音頭で1本締め



参加選手の皆さん、応援の皆さん、スタッフの皆さんどうもお疲れ様でした。
又、来年Award2019でお会いいたしましょう。