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第11回Award2016 (2016/10/16)の詳細

開催地 大阪北港 スリット第1コーナーから桟橋まで(桟橋含む)
7:00〜12:00

Award2016参加選手(25名)の皆さんです。

Award2016参加選手集合写真


参加選手25名(選考大会順・敬称略) ※名前の後の( )は出場回数初は初出場

岡本 猛 /TEAM 落師(2) 田中 啓郷/神戸七防黒鯛人(3) 豊原 雅広 /神戸七防黒鯛人(3) 郡 雄太郎/東京黒友会(2)
鳥喰 真悟/AMA波止フカセ研究会(初) 白木 栄治/岡崎おまつりFC(3) 山田 邦彦/Bay Hustler(初) 加藤 大助 /川崎新提黒鯛倶楽部(初)
芝地 健一 /神戸七防黒鯛人(初) 丸山 雅之/黒影旅団(2) 暮林 康弘/清水黒友会(初) 横尾 久治/落潮会(2)
藤田 英昭/楽釣会(初) 前田 宏巳 /江戸前黒鯛達人会(初) 石崎 肇/野島防波堤海津クラブ(初) 浅井 祥雄/チームフリーカー(初)
黒田 義明 /TEAM758(2) 萩野 雄也 /東海鱗遊会(初) 北村 晋也 /黒鯛倶楽部広島黒魂(初) 宮本 清秀/神戸七防黒鯛人(5)
浜田 肇/神戸七防黒鯛人(2) 阪井 和広/北友会(2) 大森 収/Team TMFC(初) 前橋 賢治/東京黒友会(2)
黒田 耕平/影防師(4)



Award 2016は25名の選手の熱い戦いが・・・


2016年10月16日落とし込み釣りのクライマックスイベントAward2016が、
大阪北港(たまや渡船)にて開催それました。
今年のAwardは、北は仙台から南は福岡まで16の選考大会が開催されており、大会史上最多の26名の参加予定でしたが、
中京の加納選手が体調不良のため、急遽不参加となり、
25名(それでも大会史上最多)の選手にて競う事になりました。

当日は、早朝5時半より受付開始ですが、ほとんどの選手が5時過ぎには集まり気合満々でした。
5時45分頃より、倉田委員長より大会の諸注意の説明があり、6時に出船となりました。

6時20分頃桟橋に到着後、仕掛けの準備、写真撮影などを行い、7時ジャストに競技開始となりました。

大会エリアは、桟橋全域からスリットの第1コーナーまでになります。
25名の選手がどちらに行くかを見ておりましたが、14名の選手が桟橋に、11名の選手がスリットへと別れて行きました。

桟橋は、風が強く少し波もたっていましたが、そこはAwardに出てくる実績のある選手だけに、難なく仕掛けを際に落としていきます。
一般のお客さんがいてなかったので、開始早々竿が曲がるかと思いましたが、見える範囲では、
桟橋スリットともにモーニングサービスは無かったのですが、
田中選手が桟橋一番端の灯台まで、一気に行き2投目で42.3cmを釣られていました。
2投目で釣れただけに、今日は好状況なのかと思われたそうですが、なかなかその後が続かなかったようです。

チヌの魚影の濃い北港ですが、この日はなかなかタフなコンデションのようで、参加選手の皆さんは苦労されていました。
スリットも同じような状況だったらしく、ポツポツ釣れるという感じでした。

そんな中、関東より参加の山田選手がスリットに見切りをつけ桟橋に移動して来ました。
移動して15分ほどでチヌがヒット。かなり慎重にやり取りをして、タモに収まった魚の大きさを見て驚きました。
これは、50オーバーなんじゃないだろうかというような体高でした。
検寸すると、50には届きませんでしたが、49.6cm、2460gという立派なものでした。
山田選手は、やっと釣れたという安堵と大きさを見て、「やった!」という満面の笑顔をされていました。

山田選手がこの一枚で優勝か?と、思われましたが、スリットで丸山選手、鳥喰選手、前橋選手が2枚釣っているという情報もあり、
重量での審査ですので、枚数を釣っている選手の方が有利になりますので、最後まで優勝の行方が見えない大会模様でした。

さらに時間は進みますが、15分前、10分前、5分前となっても、どの選手も竿を置く事もなく、一心不乱に釣り続けます。
このあきらめない選手の魂こそ、Awardなのだなと毎年思い知らされます。
その甲斐があって、終了10分前に、郡選手の竿が曲がりました。奇跡の逆転はあるのか?という場面もありました。

2枚目を何とか釣って優勝を確実にしたい山田選手でしたが、後が続かず1枚での終了でしたので、昼食後の表彰式での結果が出るまで冷や冷やされいいましたが、
2枚釣られていた、前橋選手(2264g)を抑え、1枚ですが2460gにて第11回の栄誉を手にされました。

今回は、残念ながら釣果の出なかった選手もおられましたが、
各選考大会で100名近くの参加者の中から1名又は2名が、Awardに出場できる権利を獲得します。かなり凄いことだと思います。
ですので、Awardに出場できるだけで、栄誉あることだと思います。
私たち、Award実行委員会は、全参加選手の健闘に敬意を称したいと思います。

最後になりましたが、開催に当たり、たまや渡船様には多大なご協力をいただきました。有難うございました。




Award2016結果表(敬称略)
順位 名前 総重量 釣果枚数(最大寸)
優勝 山田 邦彦/Bay Hustler 2460g 1枚 49.6cm
2位 前橋 賢治/東京黒友会 2264g 2枚 44.9cm
3位 丸山 雅之/黒影旅団 2186g 2枚 43.0cm
4位 田中 啓郷/神戸七防黒鯛人 1380g 1枚 42.3cm
5位 鳥喰 真悟/AMA波止フカセ研究会 1012g 2枚 31.7cm
6位 郡 雄太郎/東京黒友会 780g 1枚 36.2cm
7位 黒田 耕平/影防師 580g 1枚 34.1cm
8位 豊原 雅広/神戸七防黒鯛人 580g 1枚 33.4cm
30cm以上のチヌの総重量にて審査


優勝は、関東から参加の山田邦彦選手に決まりました!!
2位の前橋選手の追い上げがありましたが196g及ばず


優勝されました山田選手おめでとうございます。
これが、2016を制した、2460g 49.6cmです。



山田選手優勝コメント

東京湾黒鯛落とし込みバトル [TOKYOBAY IS ONE] 枚数の部からのエントリーになります。

大会前日は、潮が高い朝の桟橋はあまり良くなく、魚が出たのは潮が下がってから
という印象があったため、大会当日は10時までスリット、以降は桟橋というプランで臨みました。
大会開始の合図より、1コーナーのコーン前までひたすら移動、着いた時には15分も経過していました。
スリット間をイガイで攻めるも、まったくアタリがありません。
すれ違った選手の中には、すでにゲットしたとの情報も…。
どうも、出島手前の方が良いと思い、ワープするも明確なアタリは貰えません。

桟橋へ移動予定の時間が迫り、仕掛けを作り直していると、ふと「やっぱり白かな!?」と思い
ポーチからフジツボの疑似餌(メロメロ)を取り出し針にセット、桟橋内側からスタートしました。
すると開始15分ほどで1メートルで止まり、聞き合わせでヒット!
あご下を左右に走られヒヤヒヤするも何とかタモに納め、分厚い魚をゲット出来ました。
以降、もう1枚と意気込むもアタリは貰えず、終了のホイッスルとなりました。
なんと結果は、この1枚で優勝。ラッキーとしか言いようがありません。

今思いますと、この結果は自分1人では達成出来なかったと思います。
応援したくれたホーム鳥浜の常連の皆様、BayHustlerの仲間達、また、
東京湾のアワード出場メンバーを纏めて下さった郡さま、本当にありがとうございました。

今大会を通じ、様々な地域の方々と交流が持て、また、得た物もたくさんありました。
アワード関係者の皆様、このような素晴らしい大会を開催して頂き、誠にありがとうございました。
また来年もこのアワードに出場すべく、日々精進したいと思います。




大会風景
朝焼けの中、倉田委員長よる大会説明を聞く選手達
さぁ、出船だ 今回お世話になった、たまや渡船様
さぁ、始まりだ
スリットへ向かう選手達 桟橋へ向かう選手達
桟橋は、潮が高く波もあります
7位黒田選手の釣果
8位豊原選手の釣果
6位の郡選手
2位の前橋選手の釣果

3位の丸山選手の釣果
検寸係り
ビデオ係り
4位の田中選手の釣果
5位の鳥喰選手の釣果
ドキドキの検寸だ
さぁ、引き揚げだ 全員引き揚げたか点呼しています


表彰式&懇親会

今年のAwardは、北は仙台から南は福岡まで16の選考大会が開催されましたので、
表彰式&懇親会には50名以上の参加がありました。

Awardも、年を追うごとに九州、関東、中京、四国、仙台と遠方からの参加者が増えてきております。
この表彰式は優勝者、参加選手を讃えるのはもちろんですが、
普段話が出来ない方々と話が出来るのも、楽しみの一つになっています。



Award2016優勝の山田 邦彦選手おめでとうございます。
満面の笑みで、持ち回りの優勝トロフィを受け取る山田選手 優勝者だけに贈られる記念の優勝盾


2位の前橋選手 3位の丸山選手

4位の田中選手 5位の鳥喰選手 今回は選手として参加の6位の郡選手
3度目の優勝を狙いました。7位の黒田選手 8位の豊原選手


昼食風景
集計をしているスタッフ 今年の司会は、徳島の小泉委員
福岡より来られた上田委員 前年度チャンピオンは応援で来られました
広島の状況を語る北村選手 中京の近藤委員
関東より来られた梅津委員



参加選手の皆さん、応援の皆さん、スタッフの皆さんどうもお疲れ様でした。
又来年お会いいたしましょう。