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第10回Award2015 (2015/10/18)の詳細

開催地 大阪南港 セル石、宇部波止
6:40〜12:00

Award2015参加選手(20名)の皆さんです。

Award2015参加選手集合写真


参加選手20名(選考大会順・敬称略) ※名前の後の( )は出場回数初は初出場

竹田 敏雄 /神戸七防黒鯛人(5) 豊原 雅広/神戸七防黒鯛人(2) 市橋 貢 /都友会(2) 木村 雅英/落遊FC(初)
清末 昌宏/東海鱗遊会(初) 吉沢 純一/Bay Hasler(2) 熊谷 豪/川崎新堤黒鯛倶楽部(初) 板倉 友基 /東京黒友会(2)
池本 正樹 /FT黒師夢鯛(2) 湯浅 昌徳/東京黒鯛神(3) 馬場 啓輔/茅匠会(初) 茶谷 靖春/都友会(初)
田中 啓郷/神戸七防黒鯛人(2) 菅原 英晃 /TEAM夢茅流師(初) 上岡 聡/落潮会(初) 藤井 洋二/神戸七防黒鯛人(初)
手嶋 秀之 /東海チヌ倶楽部(3) 加納 達也 /チヌ迷人(4) 宮本 清秀 /神戸七防黒鯛人(4) 長野 幸平/teamフリーナイン(3)



Award 2015は・・・


2015年10月18日落とし込み釣りのクライマックスイベントAward2015が、
大阪南港、セル石・宇部波止(夢フィッシング)にて開催それました。

今年のAwardは、本来でしたら23名又は24名の選手が参加予定でしたが、
2大会がやむなく中止になりましたので、20名の選手で競う事になりました。


渡堤後、個人・集合写真撮影などを行った後、6時40分頃大会スタートになりました。
選手たちは、それぞれのポイントに移動して行きます。
今回の釣り場は、セル石と宇部波止になります。実績からしてセル石の方が多いかなと思っていましたが、
宇部を釣り場に選んだのは3選手のみで、残りの選手はセル石に釣り場を選択していました。

セル石、宇部波止ともに、一般のお客さんはほとんいてなかったので、開始早々早い段階で、竿が曲がるかと期待しましたが、
期待に反して、時間だけが過ぎて行きました。
カメラ、ビデオ、検寸スタッフは、常に選手を追いかけているため、選手に釣果があれば直ぐに情報が入ってくるはずなのですが、
1時間・・・2時間経っても誰も釣れていないという状況でした。
足元にチヌが付いていないと判断して、前打ちに切り替える選手もいてましたが、苦戦しているようでした。

9時過、この状況を打破したのは、竹田選手でした。サイズは30.7cmでしたが、やっと時合が来たのかと各選手気合がみなぎります。
しかし、竹田選手も後が続かず、他の選手にも釣果がないまま時間だけが経って行きます。

選手に話を聞いてみると、アタリはあるのに針にかからないという方が結構おられましたので、
時が来ればバタバタと釣れると思っていましたが、なかなか厳しい状況が続くのでありました。

そうこうしているうちに、宇部波止の一番奥で釣りをしている長野選手が43cmを釣り上げたということでしたが、
残念ながらキビレだったようです。
本人も、タモに入るまでチヌだと疑わず釣れていない状況だっただけに、サイズを見て一瞬、優勝できるのか。と思ったそうです。

次の釣果は、10時過ぎに中京の加納選手が38cmを釣り上げました。
同じ、時刻頃に、徳島の上岡選手も35.5cmを釣り上げたという事でしたので、同じ時間帯だったのでついに時合が来たのかと
各選手にも落とす力に闘志がみなぎります。しかし、後が続きません。

無常にも、時間だけが過ぎ去って行きます。大会終了は12時ですが、11時30分を過ぎ依然釣果選手なしの状況です。
15分前、10分前、5分前となっても、どの選手も竿を置く事もなく、一心不乱に釣り続けます。
このあきらめない選手の姿こそ、Awardなのだなと思い知らされます。

そして、12時。終了の合図が鳴ります。

誰もが、全体で3枚の釣果だと思っていたところ、集合場所に戻ってきた上岡選手が2枚のチヌを、持って来た事に全員が驚きの声をあげました。
えっ。なんで。いつ?という声が飛び交います。
終了の5〜10程前に、やっと2枚目を釣り上げたとのことです。
この厳しい状況の中、唯一複数枚を釣り上げた上岡選手が、10回目のAward優勝を手に入れました。


今回は、残念ながら釣果の出なかった選手もおられるかと思いますが、
各選考大会で100名近くの参加者の中から1名又は2名が、Awardに出場できる権利を獲得します。かなり凄いことだと思います。
ですので、Awardに出場できるだけで、栄誉あることだと思います。
私たち、Award実行委員会は、全参加選手の健闘に敬意を称したいと思います。

最後になりましたが、開催に当たり、夢フィッシング様には多大なご協力をいただきました。有難うございました。




Award2015結果表(敬称略)
順位 名前 総重量 釣果枚数(最大寸)
優勝 上岡 聡 (落潮会) 1364g 2枚 35.5cm
2位 加納 達也 (チヌ迷人) 920g 1枚 38.0cm
3位 竹田 敏雄 (神戸七防黒鯛人) 460g 1枚 30.7cm
4位
5位
30cm以上のチヌの総重量にて審査


優勝された上岡選手おめでとうございます。

徳島から参加の上岡選手。渋い状況下執念の釣果。 1匹目の釣果35.5cmのチヌ



上岡選手優勝コメント

徳島 落潮会の上岡です
今年は地元徳島の好調ぶりそのままの勢いでBAAの大会でAwardの出場権をいただきました。
夏場に右手首を傷めておりしばらく釣りができずにいましたが、Awardの緊張感からか気にならずに参加できました。

大会当日は開始からアタリも皆無で前半を終える非常にストレスのかかる状況。
時期的に餌のチョイス、タナ等に悩みながら後半を迎えた頃に周りに小さいながらも釣果が出たという情報を聞き、集中力はMAXになっていたと思います。
終わりの時間も気になりだした頃になって初アタリをもらい、残りの時間はこれでいこうというスタイルがやっと固定できました。

小さめのミドリでの重めのスライダー。これでダメなら諦めがつく。そんな感じでした。
アタリのあった辺りをウロウロしてた時に2ヒロの目印が少しスピードアップ。
フッキングは確実でしたが姿を見るまでは黒か黄色か、緊張しました。
計量を済ませ35.5センチ。38センチを釣ってる選手がいるというのが聞こえてきてたので、残り時間はさらに丁寧にV魚を求めて落としていきました。
残り20分を切ってから先ほどと同じようなアタリがあり二尾目となる33.6センチを捕る事ができました。
終わってみれば、こういった凄いメンバーの中で優勝をいただく事ができ大変光栄です。
またこの場に戻ってこられる様、日々楽しみながら努力していきたいです。

Award関係者の皆様、参加された皆様、応援にこられた皆様、本当にお疲れ様でした。




大会風景
倉田委員長よる大会説明を聞く選手達
今回お世話になった夢フィッシングさんのドリーム号
セル石
関東の選手達
検寸スタッフ
2位の加納選手の釣果

3位の竹田選手の釣果
くやしい〜。キビレだったよ〜。という感じでしょうか。
波止の飛脚便
前年チャンピオン、今年も参加です


表彰式&懇親会

12時競技終了後、場所を堺市漁業協同組合・事務所に移し表彰式&懇親会を行いました。
Awardも、年を追うごとに関東、中京、四国をはじめ遠方からの参加者が増えてきております。
普段話が出来ない方々と話が出来るのも、Awardの楽しみの一つになっています。



Award2015優勝の上岡 聡選手
持ち回りの優勝トロフィと記念の盾を受け取る上岡選手 優勝コメントをしています


2位の加納選手 3位の竹田選手


今年のAwardを語る倉田委員長

毎年表彰式の準備に追われる武委員 悔しがる前年チャンピオンの板倉選手
今大会の総評を語る小幡委員
お手伝いに来られた、中京の清水さん いつも爽やか長田委員 関東2連覇ならず残念と語る郡委員

最後は、一本締めで



参加選手の皆さん、応援の皆さん、スタッフの皆さんどうもお疲れ様でした。