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第7回Award2012、第8回Award2013 (2013/10/20)の詳細

開催地 尼崎フェニックス
7:00〜12:00

今年のAwardは、2012と2013の合同開催になりました。

2012の参加選手の皆さん1年間お待たせしました
!!

Award2012の参加選手より紹介いたします。

Award2012参加選手集合写真


参加選手14名(選考大会順・敬称略) ※名前の後の( )は出場回数初は初出場

喜多 昌彦 /TEAM夢茅流師(初) 湯浅 昌徳/東京黒鯛~(初) 小泉 雅敬/落潮会(初) 児嶋 博/北友会(初)
木村 聖子/大阪黒鯛~(初) 櫻井 英紀/潮友会(初) 市橋 貢/都友会(初) 荒堀 巧/波止友会(初)
野村 徹也/トレジャー(初) 酒井 保/TEAM FREE NINE(初) 浅田 功一 /神戸七防黒鯛人(初) 柴田 庄二 /TEAM758(初)
伊藤 高徳/東海チヌ倶楽部(初) 黒田 耕平 /神戸七防黒鯛人(2)




Award2013参加選手紹介

Award2013参加選手集合写真



参加選手22名(選考大会順・敬称略) ※名前の後の( )は出場回数初は初出場

田中 豊久 /落茅奴者(初) 波多野 光雄/大阪湾ちぬ倶楽部(初) 中野 仁志 /チームバラ石(初) 手嶋 秀之 /東海チヌ倶楽部(初)
池本 正樹 /OFC(初) 田志 吉弘 /神戸七防黒鯛人(初) 長野 幸平 /TEAM FREE NINE(2) 須一 淳理 /Team 黒Bay(初)
郡 雄太郎 /東京黒友会(初) 前橋 謙治 /東京黒友会(初) 大野 誠 /バナナ団(初) 竹田 敏雄 /神戸七防黒鯛人(4)
横尾 久治 /落潮会(初) 児嶋 博/北友会(2) 吉沢 純一 /Bay Hustler(初) 竹内 久陽 /東海鱗遊会(初)
十田 泰彰 /神戸七防黒鯛人(初) 田村 哲生 /チヌ迷人(3) 林 龍煥 /茅聖会(2) 柴田 庄二 /TEAM758(2)
黒田 義明 /TEAM758(初) 黒田 耕平 /神戸七防黒鯛人(3)



今年のAwardは、兵庫県尼崎フェニックス(久保渡船)にて開催

2013年10月20日、ついに今年も、シーズン最後を飾るクライマックスイベント、チヌ落とし込みAwardがやって来た。
今年の、Awardは、昨年Award2012が天候不良により順延となったため、Award2013との合同開催となる大会となりました。
大会当日の早朝は、昨夜からの雨がだんだんと強くなり、集合の朝6時の時点でもかなりの雨が降っており、
今年も中止になるのではと、懸念されましたが、幸運にも、船が出船できない程ではなかったので、予定より少し遅れましたが、
大会は開催されました。

Award2012の参加選手が14名、Award2013年の参加選手が22名、両方にエントリーしている方が、3名おられましたので、
総参加選手33名となりました。

2012の選手と2013の選手は、別々の検量になりますが、2012と2013の権利を獲得された3名限っては、両方の検量に組み込まれるので、
今回の大会に優勝すると、自動的に2012と2013の優勝者となる、一粒で二度美味しいという状況になります。
その一粒で二度美味しい権利を獲得した選手は、黒田耕平さん、柴田庄二さん、児嶋博さんの3名です。各選手気合が入っていますが、
この3選手には更なる気迫が体全体よりあふれ出していました。

今回の開催地は、昨年開催予定地でした、兵庫県尼崎フェニックスです。ここは、南面と西面にスリットがあり、
西面のスリットの先には、通称運河側と呼ばれる、長い垂直波止が続きます。
南面のスリットの先は、通称川筋と呼ばれる、淀川の河口にあたる場所に、これまた長い長い垂直波止があります。
どの場所も、チヌの濃さには定評がありますが、その日の条件により釣果も変わってくるので、場所の選択も重要になります。

フェニックスに上がる頃には、雨も小雨になっており、懸念された集合写真も撮影することが出来、
最悪の状況ではなくなり、各選手にも安堵の表情が浮かぶのが分かりました。

撮影も無事に終わり、いよいよ大会スタートです。33名の各選手は、思い思いの場所へと歩いていきます。

今年の、大阪湾の状況を鑑みると、今年のAwardも厳しい状況になるのかと心配していましたが、開始早々15分ほどで、
スリットで竿を曲げている選手がおり幸先の良いスタートになるかと思いましたが、そこから後は連続ヒットとはなりません。
やはり、10月終盤で昨夜からの大雨を考えると、精鋭選手達といえども中々苦労しているようです。

夏の盛期には、爆発する川筋も音沙汰がなく早々に川筋を見切る選手が多いようです。
運河側は、アタリはあるものの上がってくる魚はキビレという状況で、チヌの姿はほとんど見られませんでした。
川筋で粘っている選手に聞くと、キビレが上がるのならチヌも混じるはずだと信じて落としていますが、
未だチヌは上がらずです。ということでした。須一選手もここで粘っていましたが8枚か9枚釣り上げて、1枚のみチヌという状況でした。

やはり、というか、やっぱしというか、スリットでの釣果が一番多くほとんどの選手がスリットに狙いを定めて落として行く状況が
続きます。

タフな状況には変わりないですが、そこはやはり名手たちです。ポツリポツリとチヌが上がり、30cm以上のチヌの総重量での
勝負ですので、この状況ですので、2枚釣れば優勝の可能性が高く、最後まで誰が優勝するか分からない様相の大会になりました。

結局、複数枚を釣り上げた選手がおらず、1枚の重量での判定となりました。
黒田選手は、2012と2013の検量になりますので、一粒で二度美味しいを成し遂げたのではないかと、かなり噂が立っていました。


今回は、残念ながら釣果の出なかった選手もおられるかと思いますが、
各選考大会で100名近くの参加者の中から1名又は2名が、Awardに出場できる権利を獲得します。かなり凄いことだと思います。
ですので、Awardに出場できるだけで、栄誉あることだと思います。
私たち、Award実行委員会は、全参加選手の健闘に敬意を称したいと思います。

最後になりましたが、開催に当たり、久保渡船様には多大なご協力をいただきました。有難うございました。


大会直前の様子
大会についての注意事項などを、説明する倉田委員長


今回お世話になった久保渡船さん 船から意気揚々と上がる選手たち

大会風景
多分浅田さん
川筋 南面スリット

Award2013第6位の田中さん
これが、Award2012の優勝魚
運河側は、このサイズのキビレがわんさか Award2013第4位の須一さん
ベストの背中が素晴らしいです。
Award2013第3位の長野さん
多分、市橋さん
心が折れそうだと、語る。児嶋さん


表彰式&懇親会

12時競技終了後、今年は、参加者が多いので、いつもの公民館では入りきれないとの事で、
場所を車で10分ほどの兵庫県立総合体育館に場所を移し、表彰式・懇親会が開かれました。
既に昼食の弁当も整っており、この場所を手配いただきました、久保の親父さんにはいたく感謝しております。


さて、Award2012とAward2013の気になる結果です。

Award2012を制したのは、湯浅選手(東京黒鯛神)でした。わりと早い時間に、西面のスリットでフジツボ釣り上げた46.1cmで優勝されました。
湯浅選手に少し聞いた所、昨年の順延からこの日を目標にして、関東在住にもかかわらず今年は、8回ほどここ尼崎フェニックスに
釣りに来ており、スリットの攻略に重点を置き練習して来たとのことです。恐るべし執念というか愛情というか、チヌをストリンガーに
掛けるときに見せた笑顔が、全てを物語っていました。

Award2013を制した、黒田選手(神戸七防黒鯛人)は、初めは人の少ない川筋に狙いを定めて走っていきましたが、チヌの姿がほとんど見えず、
アタリもないことから、早々に川筋に見切りをつけ、スリットに焦点を絞ろうと、川筋から戻ってきて、直ぐの南面のスリットで、9時頃に
3投目に落とした緑イガイにアタリが来ました。そのアタリを確実にとらえ45.9cmで優勝されました。
ちなみに、黒田選手は、第2回Award2007に続いて2回目の優勝になります。

参加選手33名中、釣果人数7名、総枚数7枚で今年のAwardは、終了となりました。
中でも、特異なのは大会3日前に突然繰り上げ出場となった長野選手(チームフリーナイン)です。
本人は、出場するとは3日前まで思っていなかったので、突然の出来事に嬉しさと戸惑いを見せておられました。
しかし、3位はお見事です。
そうそう、今回は、初の女性参加者を忘れてはなりません。Award2012にエントリーされた木村聖子選手です。
男性ばかりの中に混じっての釣りは、とまどいもあったかもしれませんが、最後まであきらめずに釣りをされていた姿は素晴らしかったです。

Award参加最多記録(4回)の竹田選手は、今回はいい所が見れなかったですが、安定した釣りには定評があり、何と言っても、8回開催中4回参加は、さすがと言わざるえません。




Award2012結果表
順位 名前 重量 釣果枚数(最大寸)
優勝 湯浅 昌徳 (東京黒鯛神) 1696g 1枚 46.1cm
2位 黒田 耕平 (神戸七防黒鯛人) 1590g 1枚 45.9cm
30cm以上のチヌの総重量にて審査

Award2013結果表
順位 名前 重量 釣果枚数(最大寸)
優勝 黒田 耕平 (神戸七防黒鯛人) 1590g 1枚 45.9cm
2位 十田 泰彰 (神戸七防黒鯛人) 1520g 1枚 44.4cm
3位 長野 幸平 (TEAM FREE NINE) 1110g 1枚 41.8cm
4位 須一 淳理 (Team 黒Bay) 1008g 1枚 40.2cm
5位 手嶋 秀之 (東海チヌ倶楽部) 940g 1枚 39.0cm
6位 田中 豊久 (落茅奴者) 528g 1枚 32.4cm
30cm以上のチヌの総重量にて審査


Award2012優勝の湯浅昌徳選手









大会委員長より優勝トロフィと記念の盾が贈られました。
◆湯浅昌徳選手優勝コメント

クラブ対抗選手権個人の部からのエントリーです。
一年間の猶予があったため、何度か尼崎へ足を運べたのはラッキーでした。
前週、前日とともに明確な時合には気づいていたので、西面スリットのみで粘ることに。
川筋、運河が食ってしまったら諦めるという博打でした。
溝間の魚は口を使わせることができず、柱裏の浮いている魚だけに絞って4時間。
乗せきれないアタリの中で、半ピロで咥えた一枚を拾うことができました。
西面スリットは風表で人も少なかったのもラッキーでした。
関東からの出場は狭き門なので、チャンスを掴めて大変光栄です。
大会関係者スタッフの皆様、参加選手の皆様お疲れ様でした。



Award2013優勝の黒田耕平選手










同じく、優勝トロフィと記念の盾が贈られました。
◆黒田耕平選手優勝コメント

去年のアワード2012が悪天候で延期になったので、今年はアワード2012.2013が同時開催になりました。
両年とも、南港チヌ釣り大会で優勝し出場権を得ることが出来ました。
下見では、今年は釣れない大阪湾なのに、どこで釣っても釣れる、エサは何でもあたってくる状態で下見になりませんでした。
その中で整理すると、西側は朝一はあまりあたらない、川筋側は潮が高い時は浮いてて、フジツボでサイトフィッシングができる。
南面スリットは、どのタイミングで入っても、スリット間入り口付近を、ミドリイガイで2ヒロくらいで止めてやると一番よくあたってくる。って事がわかりました。
なので、当日の行動は、朝一の1時間は川筋。その後、南面スリットを攻めました。
開始が、風雨の為少し遅れてスタート。川筋からそろそろ帰ってくる時間になってましたが、人が入ってない事だし、予定通り朝一は川筋へ。
しかし、前夜からの冷たい雨で水温が下がったのか、スタートの遅れかは分かりませんが、たくさん浮いてるはずの魚が、ほとんど居ませんでした。それでも、数回あたりましたが、フッキングまで出来ず。
スリットに戻り、直ぐに予定通りの2ヒロ止めで、ひったくりのアタリで、ようやく捕る事が出来ました。その後も、何回かはアタリが有りましたが、興味で触ってくるだけで、フッキングまで出来ませんでした。ラスト、20分前に1つ掛けましたが、道糸からの高切れで逃がしてしまいました。
また、1匹の重みを痛感する大会になりました。
全員の中で2番。2013年度の中で1番。勝ったのか、負けたのか、いまだに実感できてませんが、来年も出場できるように頑張りたいと思います。
大会関係スタッフ、出場の皆様、お疲れさまでした。

今年より、優勝者には持ち回りのトロフィだと、優勝した証が手元に無くなるので、優勝記念の盾が贈られる事になりました。
これは、返却の必要がありませんので、いつまでも、思い出に残る名誉の証となります。
この英語の盾は、徳島の増田実行委員が作成してくれました。
歴代の優勝者の方にも、順次お渡しいたしますので、ご安心ください。ヽ(*´∀`)ノ


南港が得意な方々 神戸港が得意な方々 今回もカメラマンとして大活躍の永野氏
木村さん、櫻井さん、田中さん 徳島の皆さん 東京よりの応援団永塚さん、山岸さん
いつも元気中京の皆さん 黒鯛人の皆さん 中京の皆さん
中京の皆さん 東京から参加の郡さんと大野さん 今年は、選手として参加でした
黒田選手の勇姿を撮影する長田氏 徳島の小泉さん
中京から参加の選手達、参加選手33名中実に11名にもなります。


参加選手の皆さん、応援の皆さん、スタッフの皆さんどうもお疲れ様でした。